未来へつなぐ里山づくり

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未来へつなぐ里山づくり

登別市鉱山町にあるふぉれすと鉱山では、今年度「里山づくりボランティアリーダー養成講座」という講座が開講されています。月に2回の5ヶ月、計9回の講座です。内容は、森林調査方法を学んだり、きのこのほだ木つくりをしたり、間伐体験をしたり、様々です。そのうち、9月に実施した森林調査方法をご紹介します。

初日の午後は、座学で森林調査はなんのためにおこなうのか、森林調査にはどんな方法があるのか、をご紹介しました。人の記憶はいい加減なもの。どんな大きさのどんな種類の木がどこにあったのか、そんなことを記録することは、自然環境を考える上でとてもとても大切なのです。

二日目は、まずグランドの脇にある木立付近で、樹木の大きさを測る練習をしました。測定項目は樹木のウエスト(胸高周囲長)と身長(高さ)と広がり(樹冠の広がり)など。みんなでワイワイ、「あの木の高さは16m」とか「18m」と言い合いながら、木の高さを測る練習をしました。調査枠をつくる練習をしたら、いざ森の中へ。

グラウンドで調査枠をつくる練習をしている様子

ササが刈られている場所と、ササが生えている場所を二グループで一ヶ所ずつ担当し、森林調査の体験をしました。
まずは、10m×10mの調査枠をつくります。その次に、調査枠内に生えている全ての樹木にナンバーを付け、木の種類を記録し、木の大きさを測っていきます。6-7人のグループ内で役割分担しながら、「この木はなんだったっけ?」「これはハウチワカエデだよ」とか、「この木の枝はどこまで伸びてる?」など言いながら、みんなで調査を行いました。

ササが生えている場所で、木のウエスト(胸高周囲長)を測ったり、葉っぱを見上げて木の種類を調べている様子



枝がどのまで伸びているかを測っている様子

普段は、森の中でじっくり見上げることはほとんどありません。今回は、枝がどのくらい伸びているか、木の高さはどのくらいか、などを測るために、首が痛くなるくらい上を見上げました。そうすると、今まで知らなかった世界が広がっていることに気がつきます。
幹が細いけれどヒョロヒョロと伸び、周囲の木よりも背の高い木があったり、幹が太いけれど枝を横にいっぱいのばして背があまり高くない木があったり。ササを刈った場所では木の赤ちゃんがちょこちょこと生えているのも見つけました。
調査を体験することによって、森の新たな見方を身につけてもらえたようです。

里山づくりボランティアリーダーの情報はこちらに
http://npo-momonga.org/poster/satiyama_volante.html

森林調査方法講師担当:加藤京子