次へ次へ
北海道「希望」を「きぼう」でプロジェクト
根井さんの「もくいく育児日記」40

根井さんの「もくいく育児日記」39

前へ
 

 


 

 

根井さんの「もくいく育児日記」40
           〜マシュマロ師匠

木育マイスターも毎年認定数が増え、全道的な広がりを見せている。せっかくなので、足が届く範囲のマイスターさんの活動には参加してみたい。ということで、釧路から一時間半、弟子屈自然学校の木育イベントに子どもを連れていった。

 

一回目は晩夏の時期に。カラマツ林でハンモックに揺られ、ポニー乗馬体験をさせてもらった。二回目は冬の雪遊び。まき割をしたり、雪原を転がったり。そうは言っても、延々と外遊びができる5歳児とようやくスノーブーツで立っていられるようになった一歳児。遊ぶペースがどうしても違ってしまう。

早々に室内に避難した娘を見ているうちに、息子にいろいろかまってくれた小学生の男の子がいた。たき火でマシュマロのあぶり方を指南してくれたらしく、いつのまにか息子は「師匠」と呼んでいる。帰宅時間になった時も、「師匠またお願いします」という息子に「おう」とかっこよく返してくれる男の子。次の機会があったら?の問いに、師匠が来るならまた行きたいとの答え。フィールドも大事、プログラムも大切。でもやっぱり、活動が続くのって人のつながりなんだなと思わせる一コマだった。

釧路総合振興局 根井三貴