根井さんの「もくいく育児日記」37
〜自由の森での一年
札幌での育児休業生活が終わり、釧路に戻ることになった。せっかく楽しそうに通っていた北広島市の自由の森幼稚園もたった一年で退園することになった。3学期には遊び仲間もぐんと増えたようで「今日は○○くんと剣を作って遊んだよ!」「今日は△ちゃんと氷鬼をしたよ!」と報告してくれるのが微笑ましかった。
自由の森だからこそ身についたこともあるようで、急な雪山に登っていったり、木登りをしたり、ちょっと度胸のいる行動もできるようになったように思う。すごいなと感じたのは雪のフェスティバルという行事で、広大な園の敷地を利用してチューブスライダーをしたり、スノーモービルで走ったりしたことだ。親子参加の行事だったので、息子とチューブに二人乗りしてきゃーきゃー言いながら木々の隙間を滑っていくコースは迫力満点だった。
3月のお別れ会では、お友達からのメッセージカードや、担任の先生が手作りしてくれたみんなの写真とエピソードがいっぱい詰まった冊子など、本当に心温まるプレセントと応援の言葉をいただいた。練習していたという歌をみんなで歌う姿を見ては、涙腺が刺激されたほどだった。短かったけれどたくさんのものをくれた自由の森幼稚園の皆様に感謝している。ありがとうございました。
釧路総合振興局 根井三貴
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