根井さんの「もくいく育児日記」35
〜いつのまにか
家族4人で迎える冬。娘もすくすく成長して、今ではつたい歩きをするようになっている。新年を迎えたら息子は5歳になるんだなと思ったら、すっかり忘れていたことを思い出した。
結婚1年目が紙婚式、50年目が金婚式、5年目は木婚式なのだった。木育を実践する立場としては「木婚式」なる節目に、木製のいい感じの贈り物を考えて、木育アピールをしたいと思っていたのに、気づけば5年どころか6年を過ぎ、7年目に突入している。
結婚後の生活は、子どもを授かるタイミングなどで人それぞれ大きく変わると思われるが、わが家族の5年目は一生懸命働いて、二人目を妊娠して…という中で過ぎていったらしい。
何の記念でもないが、7年目にしてちょっとだけ大きな買い物をすることにした。小さなコタツ机では4人分の食器が載らなくなってきたので、ダイニングテーブルを買いかえることにしたのだ。せっかくなので木育でつながった家具屋さんにお願いして、テーブルを作ってもらおうと考えている。
私たちは北海道内を転勤して回るので、そのたびに住む家は変わっていく。しかし、部屋の中心に存在感のあるテーブルが変わることなく鎮座していれば、大黒柱の役割をしてくれるのではないだろうか。丸みのある特注のテーブル、今から相談していくつもりである。
釧路総合振興局 根井三貴
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