根井さんの「もくいく育児日記」26
〜木育ミーティングに参加して(後編)
木育ミーティング2日目、この日はグリーンウッドワーク三昧。中でも、岐阜のグリーンウッドワーク協会の方が講師となって「ゴッホの子ども椅子」を製作実演することになっていた。見本の完成品に息子がちょこんと座ると、サイズぴったり。ぜがひでも息子に椅子を作ってあげたいと勇んでみたものの、作業は大掛かりだった。10p弱の生木をまずは長めに切って、斧で割って、削り馬で少しずつ部材を削っていく。私と夫が、交互に作業と子守を入れ替わって、講師を務めていた加藤さん、椅子作りに付きっきりで参加してくれたメンバー合わせて5〜6人、朝から4時間かけて、ようやく椅子の骨組みが組みあがったところで、私たちがタイムアップ。途中で帰途につくこととなった。
椅子が完成するまで見届けたかったなあ、すごい達成感だっただろうな、と思うのは大人だけで、息子は他の子どもらが「小さな木の家」などを作っているのがうらやましかった様子。今度は息子自身にものづくりやらせてあげないと。でも、両親が一生懸命ものづくりしている姿、何か感じてくれるといいのだけど。
グリーンウッドワークだけではなくて、穂別での外遊びや、アイヌの火祭り、BBQも息子によい体験として残ってくれるといいなと思う。息子に優しかった参加者の皆様に感謝。
釧路総合振興局
根井三貴
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