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根井さんの「もくいく育児日記」20 
             〜「君の椅子」の真似をして

「君の椅子」プロジェクトは、生まれてきた赤ちゃんに「君の居場所はここにあるからね」「生まれてくれてありがとう」の思いを込めて、椅子を贈る取組である。
贈り手は自治体などに限っており、これまで個人単位に販売はしていなかった。

今年のお正月、学生時代の友人から子どもが生まれたと報告を受けたので、仲間3人で出産祝いを贈ることにし、ここぞとばかりにプレゼントを選ぶ役を買って出た。最初は子どものおもちゃの正統派積み木がいいかなと見ていたが、調べてみると椅子を扱うところもいくつかある。
お仲間からも「かわいい椅子はなかなか見つからない。椅子がいい!」と後押しされ、「君の椅子」精神に乗っ取って「あなたの幸せな居場所になりますように」とメッセージを添えて椅子をプレゼントした。先日無事届いて、「感動した!」と感想が送られてきたばかり。

 

仕事柄、木材を扱うところの情報は持っているが、世の子育て世代が「木のものを使いたい、贈りたい」と思っても、実際の製品までつながらないのが現状である。微力ながら、人と木をつなげる行為をプライベートでも実践できたらなと思っている。
ちなみに写真は「つべつ木材工芸舎」が製作したネコの椅子。つべつ木材工芸舎はKEM製品も扱う業者で、他にも遊具や調理用具がたくさん。また、オホーツク管内の木材関係企業は「オホーツク木のプラザ」HPに紹介ページが作られているので、ぜひ目に留めてほしい。

 

オホーツク総合振興局東部森林室
根井三貴