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根井さんの「もくいく育児日記」14 
            〜お父さんの育児の話

先だって、一泊二日で子どもを夫に預かってもらった。数時間ならともかく、一日単位で子どもと離れるのは初めて。私の方が、どうもスースーするような感じを味わったものだが、子どもはどうだったのかと帰って聞いてみれば「普段どおりだったよ」と。「子どもを見ながら合間に家事をする大変さはあったけれど、息子さんはいい子にしていたよ」と言う。その時はほっとして聞いていただけだったが、よく考えてみれば、夫が日常からおむつを替える、抱っこする、ご飯を食べさせる、遊ぶ、寝かしつけることを分担してやってくれているからこそ「普段どおり」という言葉が出るのだ。何ともありがたい。

 

育児をするパパ=イクメンが話題になるくらいだから、育児に参加する父親は増えているが、当たり前というほどは浸透していないというところだろうか。育児への参加は、妻の立場からしても助かるが、何よりの恩恵は子どもがお父さん大好きなことだと思う。うちは、私があやしても泣き止まず、お父さんが抱っこしたら満足する時間帯もあるくらい。仕事から帰ってきたところを玄関まで迎えに来てくれたり、甘えてヒシッと抱き着いてくる息子の姿は、夫にとっても煩わしさや苦労を多少なり吹き飛ばす効果があるだろう。このまま「お父さんと仲良し」が続いてくれるといいなあと願うばかり。

オホーツク総合振興局東部森林室
根井三貴