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根井さんの「もくいく育児日記」3
木材塗装勉強会
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根井さんの「もくいく育児日記」3〜マイスプーン

以前、リレーエッセイでウッドスタートの取組を紹介した。子どもと木の出会いをテーマにした取組であり、そのとき私は「子どもが最初に口に入れるものが、親が手作りした木のスプーンだったら素敵」と書いている。

 

さて、わが子も5か月を過ぎたあたりから、親の食事に興味津々でよだれを流し始めたので、マイスプーンでウッドスタートを実践。以前、木育全国ミーティングで自分が担当したマイスプーンづくり。その際に試作していたもので、あらかじめスプーンの形は機械で切り出しており、すくう部分を彫刻刀で削ったもの。樹種はトドマツを使用。
まずはやっぱりお米と、おかゆを作り口に運んでみる。スプーンもおかゆもいやがらずに口に入れ、あむあむごくん。おー。木のスプーンで離乳食デビューは成功。 木の食器は落としても割れることがないし、軽いので子ども用に適しているのでは。そのうち、自分で食事に手を伸ばせるようになったら、木の椀もほしいなと思う今日この頃。

後日談…マイスプーンで順調に離乳食を進めていたが、スプーンにカビを生えさせてしまう失態。木の食器はいいものと言いながら、厄介なのがメンテナンス。金属、陶器などと比べると渇きが悪く、十分に乾燥させないとカビを発生させることも。木は小さなストローが集合しているような構造で、水分の通り道が表面にさらされている木口面にカビが生えやすくなる。マイスプーンは洗ってカビを落とした後、日に当ててしっかり乾燥させた。もし気になれば、やすりなどで削ることができるのも、手作りの利点かな。そうは言っても、まずはカビを生やさないよう気を付けよう…。

オホーツク総合振興局東部森林室
根井三貴