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まるごと!木育の学校
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まるごと!木育の学校

木育に関心のあるみなさん、岐阜県にトンデモナイ学校があるのをご存知ですか? その名も「岐阜県立森林文化アカデミー」、名前だけ聞くと、なんだか怪しい機密組織のようですが、これがなんと「木育の学校」といっても過言ではないところなんです。

岐阜県立森林文化アカデミー外観

岐阜県美濃市
(和紙とうだつの上がる町並みで知られる長良川沿いのまち)

まずは以下のリストをご覧下さい。
■ 木のものづくり講座
■ 個展・家具&クラフトのオーダーメイド
■ 里山管理
■ 木造建築を設計&建築
■ 民家の改修設計
■ 地元小学校への出前授業や環境教育キャンプの企画運営
■ 道の駅でのビジターセンターの解説活動 
■ 植林地の管理と運営・伐採と製材  
■ etc……
まるでプロ団体の活動紹介のようですが、実はコレ、すべて森林文化アカデミーの学生が、授業の一環として企画運営している活動なんです。(しかもごく一部!)
8年前、県立の専修学校として設立されたこの学校には、エンジニア科(3コース)ととクリエーター科(5研究会)の2つのコースが設けられ、18歳から60代後半の学生(同志)が肩を並べ、家族のように和気藹々と、かつ真剣に学んでいます。

ビジターセンターで一般の方を相手に解説の練習中の学生

参考までに、クリエーター科の5つの研究会名称とその人材育成目標をご紹介すると…
■「地域林業研究会」
  地域の林業を新たな視点と技術で活性化していく人を養成
■ 「ものづくり研究会」
  身の周りの木工作品を通して森の大切さを伝える人を養成
■ 「木造建築スタジオ」
  伝統技術と地域材、山と町をつなぐ木造建築デザイナーを養成
■ 「里山研究会」
  日本古来の里山文化を研究し再建を目指す人を養成
■ 「環境教育・インタープリテーション研究会」
  人と自然、人と文化を効果的につなげる人を養成

毎年、学生が企画・設計・施工する木造建築

一見バラバラに見える学部構成ですが、すべての研究会は、日本の伝統的な「森林文化」という大きなテーマでつながっています。林業や山と人との関係を山だけ見つめて人材育成するのではなく、川上から川下まで、生産現場から消費者までの一連の流れの要所々々で活躍できる人材を育成していくことで、日本が誇る森林文化の再構築の大きなうねりを社会に向けて発信していこうというものです。林業再建のための長期計画のひとつでもあるのです。

学生は、それぞれのコースに分属され、専門的かつ実用的な知識と技術を2年間という短期間で集中的に身につけていきます。卒業後は「木」や「樹」にまつわる様々な業界への就職する他に、独立して夢を実現にしていく卒業生も少なくありません。 
山(生産の場)から町を見るのではなく、町(消費の場)で生活する人々が身のまわりに触れる木や樹を通して森や山のことを考えるキッカケを創る人材を養成し輩出し続けている森林文化アカデミーは、まさに「木育のがっこう」ではないでしょうか。


■森林文化アカデミーHP http://www.forest.ac.jp/index.html

■アカデミーブログ アドレス http://blog.forest.ac.jp/blog/

トンデモナイ「木育のがっこう」岐阜県立森林文化アカデミー
 環境教育・インタープリテーション研究会&環境のコース 
講師  萩原 ”ナバ” 裕作