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木育カフェ「私、こんな木育やってます!」

東京「木育・森育楽会」での発表報告

「北のグリーンウッドワーク・スキルアップ研修」 in むかわ報告 前へ
 

 

「北のグリーンウッドワーク・スキルアップ研修」
 in むかわ報告

11月6日(金)〜8日(日)むかわ町の木育活動推進拠点「むかわ木育の学校」(旧和泉小学校)で、グリーンウッドワーク・スキルアップ研修が行われました。金曜日の夜は、地元の親子を対象に初心者向けのグリーンウッドワーク体験会が行われ、小学生から大人まで20名が小物づくりを体験しました。

 


↓詳しい様子は、むかわ町民ポータルサイトで紹介しています。 http://pomu.town.mukawa.lg.jp/item/4194.htm#itemid4194

7日(土)、8日(日)は1泊2日で「生木を使ったスツール作り」を通して、グリーンウッドワークを基礎から学ぶ技術研修です。参加者は、道内各地と地元そして滋賀県からの11人と講師陣4名(NPO法人グリーンウッドワーク協会 小野さん、澤村さん+木育ファミリー 煙山、熊尾)で、じっくりグリーンウッドワークに取り組みました。
1日目は、グリーンウッドワークの基礎知識〜材料の入手〜木取り〜脚の削り出し〜木材の乾燥と変形について。今回の研修は、「はじめてのグリーンウッドワーク」(グリーンウッドワーク研究所発行)を活用しながらすすめました。
http://b-kiki75.blogspot.jp/2015/02/blog-post.html

 


材料は近くの農地に生えたヤナギの木、真っすぐで太い枝を1本伐採しました。ヤナギは種類が多いため図鑑で確認しましたが、樹齢21年余りの立派な「オノエヤナギ」です。

 



木取りは太い丸太をハンマーとクサビ2本で真っ二つに割り、マンリキでさらに細くします。このヤナギは目が通っていて、気持ち良くパカッと割れるので皆さん感激の様子!

 



 


各自が部材を割り出した後は、教室に戻り削り馬とセン(刃物)でひたすら削ります。チェア・スティック(このスツール用定規)に合わせて、スツールの脚4本を作りました。

 



 


汗をかいた後は、「肩たたきハンマー」を作りながら、木材の乾燥と変形のついて学びました。グリーンウッドワークでは生木のホゾ穴に乾燥したホゾを組み、ホゾ穴が乾燥収縮することにより強度がでます。チョッと乱暴ですが、今回はその仕組みを体感するために電子レンジを使ってハンマーの柄を強制乾燥して使います。

 



 


2日目はまず、昨晩「チン」して乾燥した部材と生木を組み合わせて「簡単には抜けないハンマー」を作りました!その後は、スツール作りの山場「脚の穴あけ〜面取り〜組み立て」です。

 



 



 



 


こうして全員が午前中にスツール枠を組み上げました。この後は昼食と食休みを兼ねた「小野さんの刃物砥ぎレクチャー」と盛りだくさんの内容です。

 


いよいよ最後は、ペーパーコードを使った「座編み」。紐の下準備をしてから、みんなで編み始めました。最初は慣れない手付きでも、半分ほど進むと近くの人と話しながら編む余裕が生まれます。

 



 


そして、時間内に全員完成しました。 自分で作ったスツールの座り心地は格別です。こうして日常生活を離れ、むかわ木育の学校で過ごした時間は「グリーンウッドワークのスキルアップ」+「みんなで楽しむ木育」という素敵な成果をもたらしました。最後は夕暮れの教室でお茶会をして、ひとりひとりが感想を述べて終了。みなさん本当に、お疲れさまでした!!

 



 


また次回の開催をお楽しみに。

※スツール作りの写真はすべて、並木博夫さん撮影 
http://www015.upp.so-net.ne.jp/namiki/