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木育next10報告〜昼の部 

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木育next10報告〜第1部 

木育の10年を振り返り、木育のあらたなビジョンをつくる「木育の10年をみつめて〜木育next10」が、10月19日(日)北海道庁赤れんがで開催されました。

第1部「木育10年のふりかえり」、第2部「木育をすすめる人」、昼の部「木育カフェ やってみよう木育」、第3部「木育〜人と木や森と」、第4部「木育のこれからを考える」と、盛りだくさんだった一日を各部に分けて報告します。

ステージ



木育関連の本



グリーンウッドワーク展示



木材見本展示


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木育next10のオープニングは、北海道と木育ファミリーの主催者挨拶からはじまりました。総合司会は、熊尾美香さん(水産林務部/木育ファミリー)です。

 



 

 


濱田修弘さん(北海道水産林務部森林環境局長)

 


煙山泰子さん(木育ファミリー代表運営委員)

 

 

第1部「木育10年のふりかえり」は、思い出の写真でたどる「木育の10年をみつめて」(5分ビデオ)を観たのち、西川栄明さんの進行で座談会がスタート。手もとに配られた「木育年表」を見ながら、当時の木育推進PJ(プロジェクト)メンバーが思い描いた「木育」が、どのように発展し現在に至ったのか、そして木育のこれからについて語りました。


 

左より、西川栄明さん(編集者、ライター)
濱田智子さん(木育PJサブリーダー/北海道水産林務部) 
煙山泰子さん(木育PJ公募道民/KEM工房)  
岩井宏文さん(木育PJ事務局/(株)GB産業化設計)


 

 


(西川)今の木育は10年前の木育プロジェクトで話し合い思い描いた通りに展開しているか。それとも、少し違った方向に進んでいるのか。予想以上の展開になっているのか。それはよい方向?

プロジェクト参加立場の違う3人が、自己紹介をかねて当時の様子を懐かしそうに思い出しながら「第1回の会議は、緑と茶色のごった煮だった」「木育という言葉に、魂をこめてくださいとの要望だった」「もの凄く濃い時間だったので、これで終わりたくないと思った」など、臨場感のある話しが聞けました。

(西川)その後、道外でも「木育」の活動が始まり、林野庁は「木材産業の体制整備」「国産材利用拡大」を推進している。北海道の木育の考え方とはポイントの置き方が異なる。北海道の木育とは?推進の特長は?

3人共、木育の全国的な広がりを大きく評価しているとのこと。しかし木育が、こどもを対象とする木のおもちゃの普及活動や「木づかい運動」と見られがちな風潮には残念な思いがある様子。
北海道の木育は「協働」「つながり」がキーワードで、活動の特徴には場所(地域)や人(対象)に応じた多様性があげられる。私たちのめざす木育推進スタイルは「あれも木育、これも木育」が基本であることを改めて確認しました。

(西川)これからの木育に期待すること、次の10年にやりたいことは?

自発的に地域に広がる木育のチカラを感じている。他の分野との「つながり」にも期待し、自分の仕事にもつなげたい(岩井)

いままで木育に関わりのなかった人たちに、「きれいになる木育」「おいしい木育」などの新しい視点でやってみたい(煙山)

これからの10年も林務行政に携わりながら、将来の個人的プランに夢をつなげていきたい(濱田)

最後は、西川さんより木育の理念「木とふれあい、木に学び、木と生きる」の意味をそれぞれが再認識してほしいとの言葉があり、田中淳夫さん(森林ジャーナリスト)の新刊『森と日本人の1500年』に北海道の木育が取り上げられいることが紹介されました。

■木育年表2004〜2014(PDF版)は、こちら