木育マイスター育成研修(速報) その6
木育マイスター育成研修(速報) その5
木育マイスター育成研修(速報)
 その4
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木育マイスター育成研修(速報)その4

2日目は札幌駅に午前8時集合。小雨まじりの肌寒い天気です。バスで苫小牧市テクノセンターへ向いました。現地集合の方と合流して9時から研修が始まりました。

4.木とふれあい、木に学ぶ 佐藤孝弘 講師(3時間)

テクノセンターの設備が整った教室で森林の定義、森林の種類と呼び方や北海道の森林の特徴についてスライドで学んでから、グループに分かれて20種類のラミネート加工された木の葉を使って樹種の見分け方を実習しました。

 

 

野外実習は、苫東和みの森です。雨が少し強まり気温も下がって来ましたが、しっかり身支度をして林の中を歩きました。NPO法人ねおすのコンテナ・ハウスが荷物基地です。テレビ取材の人たちも同行しました。

 

 

5.木と生きる〜森づくりの仕事 上田 融 講師(3.5時間)

昼食後は「苫東和みの森」で各種の森の作業体験です。
ここは2007年に第58回全国植樹祭が開催された場所で、緑の募金交付金の助成をうけ幅広い市民が参加できる「森づくりのバリアフリー化」を目指して緑のボランティアが活動しています。

 

上田講師はこの地域で行なっている自然活動教育の経験をとおして、紙芝居形式で実習の内容を説明しました。設備のない場所で「どう工夫するか?」がポイントです。

 

「苫東的里山復活」をテーマに、「どんぐり播種」「枯損木を出す」「ちょっとだけ木にどいてもらう-間伐」「木道作り」等の作業を各自の希望にあわせて行ないました。

・地面を耕してドングリ播き

 

 

・チェンソーで間伐して、材の運び出し

 

 

・小径木の皮をはいで、木道づくり

 

 

6.木と生きる〜暮らしと産業(1時間)

最後に、苫小牧市の株式会社ヨシダを見学しました。
代表取締役の吉田さんは、北海道の木材加工業界のリーダー的存在で木育ファミリーの会員です。

 

この会社は昭和40年代初期より小径木を利用した製材、加工を行ってきました。天然材の保護と環境への負担が少ない人工林材や間伐材の利用を積極的に進めているとのこと。これまで間伐材は包装用材や製紙原料など利用が限られていましたが、ペレットなどのエネルギー利用や建材など利用範囲は増えているそうです。
土場(どば)に山積みされた小径木が、機械で効率良く板材になっていく様子を目の前で見ました。工場の中は木の香りと製材の音で満ち溢れています。私たちが伐ったカラマツの丸太も板に加工してもらいました。

 

 

株式会社ヨシダHP http://www.tomakomai-yoshida.com/index.php

急に冷え込んだ10月末でしたが、皆さんの情熱で2日間の研修が終わりました。特に「苫東和みの森」での森の仕事は今後、木育マイスターとして活動する時の貴重な経験になると思います。
お疲れさまでした!

◆木育マイスター研修はこの後、各自のOJT研修(現場実習)を終えて、2回目の講習を1月に実施。新年度には約40名の「木育マイスター」が誕生する予定です。