木育マイスター育成研修(速報)その2
2日目は、翌朝8時30分から講義がはじまりました。
4.木とふれあい、木に学ぶ 佐藤孝弘 講師 (4時間)
前半は木育マイスターの基礎知識として、森林の定義、森林の種類と呼び方や北海道の森林の特徴についてスライドで講義がありました。
つぎに5人のグループで協力して、ラミネート加工された20種類の木の葉を使って樹種の見分け方を学びました。自然な葉形の美しさにふれながら、木の名前を推理するゲームのような楽しい時間でした。
後半は、津別21世紀の森で樹木観察を体験しました。晩秋の森は紅葉や各種の木の実など、観察の素材が豊富にあります。
事前の講義で学んだことを確認しながらの散策は、自然とふれあう臨場感にあふれています。それは、佐藤講師のていねいな事前調査からうまれた演出効果もあったのでしょうか? 森の力を実感する講習でした。
午前中の最後には、町有林で植樹体験をしました。津別町に協力していただき、役場職員の方に植樹指導を受けながら数十本の木を植えました。
ひとりひとりが「心をこめて」植えた苗木が、いつか大きく育ってほしいと思います。
5.木と生きる〜暮らしと産業 小野寺祥裕 講師 (3.5時間)
森林学習展示館へもどって各自持参の昼食をとってから、午後は津別町職員の小野寺祥裕 講師とともにバスで町内の木材加工場を2カ所見学しました。
「加賀谷木材株式会社」は、松材を使って経木や各種の木工キットを作っているところです。製材から加工までを一貫して行なうことで無駄なく素材を使いまわしているのが特徴で、さわやかな針葉樹の香りが印象的でした。
「丸玉産業株式会社」は、合板製造では国内でも有数規模の近代的工場です。木材加工のためのエネルギーを自社内のリサイクルでまかなうための設備機械が、大工場の中に並んでいました。合板も大量に機械加工で作られています。一般見学は受け付けていないのですが、今回は特にお願いして見ることができました。
津別町は「森林セラピー」にも力を入れ、上里地区を森林セラピーの認定地域にするために整備しています。
夕暮れせまる森の散策路を歩きながら、森の空気と川のせせらぎに一日の疲れを癒される体験をしました。
6.木と生きる〜まとめ 宮本英樹 講師 (1時間)
上里地区の温泉宿泊施設「ランプの宿」の会議室での、宮本講師によるノルウェー視察報告が最後の講義でした。
今回の木育マイスター研修とおなじような主旨で運営されているノルウェーの森林学校のスライド解説です。学ぶべきところが多くあると感じました。
冷えた身体に暖かいコーヒーが格別!これで無事に第1回目講座終了です。お疲れさまでした。
バスで津別21世紀の森へ移動してから解散。 日が暮れて真っ暗な森の中を帰路につきました。
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